第二十三話 エピソード with Fxxxin Jun

大阪レゲエ百物語のなかでジャメイカでの話を書くことは基本したくないのですが 第二十一話でJunとのエピソードを書いてしまいましたのでその後のエピソードを続いて書いていきます。救世主Junとの旅はようやく目的地のジャメイカへと。前年に体験している私にはもうあの不安感や緊張感はほとんど無く、「勝手知ったる~」 で税関でビデオカメラにイチャモンをつけられて保証金を支払わされたくらいですんなりとGone a Negril ! この旅の条件としてJunに男を紹介することを最後に滞在期間中お互い干渉せず旅を満喫しようということだったから私はとりあえずマッキーを紹介することにしていた。というのも前回マッキーに日本人の女のコを紹介してくれと頼まれていたのもあったので軽く考えていた。しかし、Junは 「おっさんはイヤや」ということで別行動になるのだ。友達は彼女を一人にすることは危険やし心配だと言ったが私は彼女が2年ほどNYで語学留学もしていたのでそんな心配はないやろとタカをくくっていました。そうこうするうち友達たちから「Junはピンプと一緒におるから連れ返せ」と言われたのでJunと会ってそのことを伝えたのだが彼女は 「あいつムッチャええやつやねん」と言って聞く耳をもちませんでした。私もひとの恋路を邪魔するのもなんやしそのまま戻りました。それから数日後 「ゲットー君」と言って私のところにやってきました。見ると顔から鼻血をだしたJunが立ってるじゃあ あ~りませんか!!「なんやお前 どうしてん!?」 「クリスにどつかれてん!助けて」 「そやから言うたやろ!もう戻らんとここにおれ」 そうして友達達とクリスを探し出し 「もう二度とJunに付きまとうな!次は警察呼ぶぞ!」と 警告し、Junには絶対あいつとは会ったらアカンといってそれからは一緒にレゲエのBigShowに出かけたりしていたのだが ある日また友達がとんでやってきてJunがまたクリスと一緒になってると。会うひと会う人に 「お前の友達はアホや!早く連れ戻せ!」 と言われるのだが私もあきれてもうこうなったら放っておこうと決心した。ちょうどクリスマスから年末の楽しい時期でこの時期をわざわざ選んでここへ来ているのに何やねんと怒りが込み上げてきた。そうして年末の年末 大晦日にクリスは警察に逮捕されその年に新築された「JAMAICA JAMAICA」と呼ばれていたNegril署の留置所に放りこまれたのである。というのもJun達が宿泊していたゲストハウスでJunは暴行されたあげくに金までとられて管理人が警察へ通報して逮捕となったらしい。1988年 元旦 ボコボコの顔をしたJunが 「ゲットーく~ん」 と私のところへやって来た。ジャメイカの噂は早い!すでに私はその事を皆から聞いて知っていた。「もうお前に何を言うても一緒やろ、ほんでどうすんねん?」 「警察に説明して欲しいねん、私の話が通じへんねん一緒に警察行って」 元旦早々オレは警察か!?というても救世主Junのおかげでここにおるわけやからと思い「JAMAICA JAMAICA」へと向かった。インスペクターのいうのには彼女は日本語で話すから理解できないと。「エッ!語学留学しとったんちゃうんか?なんでまた?」 ご存じのとおり私も英語が達者ではないのだがそれなりに事情を説明して当分の間クリスをこのホテルで留置しといてくれと頼んで帰った。警察のみんなは「このチャイニマンはBadや」と大笑い!私の1988年はこうして始まったのである。 その後、釈放されたクリスとJunが一緒にキングストンへ行ったと聞いた私は 「どFxxxin Jun!!」 と Negrilのセヴンマイルビーチで青い海に向かって叫んだ!!

投稿者: 大阪レゲエ百物語

DADDY-TERUKIの大阪レゲエ百物語

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