第二十四話 Love Jamaica People

LJPはジャメイカの政党JLPとは全く関係ございません。LJPは80年代に渡ジャメイカから帰ってきて依存症になった人間の集団みたいなものです。といっても大阪のレゲエ者でも知ってる人も少ないしほとんど知らないと思いますがこの集団の中にも私の救世主Junも参加しておりました。実はこの集団は即席でつくった経緯がありまして、それは第十二話であった事件で天下の読売新聞に苦情を伝えるにあたって単なる個人でするには迫力にかけるし軽く見られると考えてその当時の依存症患者に参加を呼びかけてできたものだったのです。当初は真剣にジャメイカで学校創設や慈善事業などを計画してましたがその後主要メンバーがバラバラになり自然消滅してしまいました。そんな中、あのJunは古着を集めてゲットーの人たちに贈るという運動をしてまして「さすがやなあ」と私も関心してました。ただこの古着を以前来日してRiddimPosseにも来ていたSugarMinottのYouthPromotionへ送っていたんですが後に私がジャメイカでS.Minottに出会ってその話が出た時に彼はもう送ってくるなといってたので恐らく彼らにとって有難迷惑だったようです。やはり個人で送ると税関の問題などいらんお金もかかるし私はどんな衣服を送っていたかわかりませんが彼らの欲するものではなかったのでしょう。実際ジャメイカ人はプライド高いしお洒落ときているから同じお金を使うなら自分の気に入った新品を買うでしょう。でも、Junのこの気持ちだけでも評価してあげないと彼女は浮かばれないでしょう。あっ!まだ死んでなかったわ!という私はゲットー出身のGo-Go Girlにお金を費やしてました。これは全く慈善事業じゃあないですわ。とにかくLJPはジャメイカに行ってそこでジャメイカンから受けた親切やジャメイカの自然などに感銘をうけた人達だったのです。それだけジャメイカには魅力があったのです。実際私はジャメイカでアメリカやヨーロッパのLJPとたくさん遭遇いたしました。

投稿者: 大阪レゲエ百物語

DADDY-TERUKIの大阪レゲエ百物語

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